肌にやさしい布マスク

ecomas Blog

2020/05/19 20:28

どうも、2度目の投稿をさせて頂きます、
縫製魂3代目弟ことKen坊です。

今回は、ecomas(エコマス)を販売する事となった経緯などをつらつらと書かせて頂こうかと思います。

まず、最初に布マスクを製造しておりますのは、
大阪の生野区にて70年会社を構えております、
大林縫製という会社になります。

祖父、父、兄と私という形でバトンを受け継ぎながらの70年です。

父は優しい人です、兄も優しいです、
祖父は私が生まれた時にはいなかったです。

父、兄ともにやりたいと思ったら何でも挑戦させてくれる半面、
常に木の上に立って私をみる存在であり、私は失敗を恐れるあまり中々自分がやりたい事を行動に移せずにいました。

ecomasを、最初に企画したのは、今から約3年ほど前になります。
当時、不織布のマスクはドラッグストアで50枚入りが500円の時代、

「いつかマスクがメガネのように、その日の気分で使い分けるファッションアイテムになると思う」と、
自社企画での販売を兄に相談するも、
高いお金だして白以外のマスクを買うかな~と、
冷ややかな反応でした。

当時、東京のビッグサイトでやっていた合同展示会にも行き、
まだ布マスクのブランドが一社も出店していないのを確認して、
早くしなければと焦ってはいたものの、
本当に世の中に必要とされるのか? 
多額の資金を会社が出して、
全く売れなかったらどうなるか、、

色々悩んだ結果、
踏み出す事が出来ませんでした。

そして今年1月、
思いもよらずマスク不足のニュースが世の中を騒がせました。

未知のウィルスを前に、自分の作るマスクでは意味がないと感じていたのですが、

職業上どうしてもマスクが必要な知り合いや、施設の方などが、マスクがどこに行っても手に入らずに困っていました。

マスクを作ってほしいと言われ、今まで感じたことのない使命感で、
ちゃんとしたマスクを届けようと、自分の足で目で品質の良いガーゼ生地を探しました。

結果、大林縫製で作ったマスクが付け心地が良くて可愛いいと言ってくれる人がたくさん増え、

会社のガレージにて週に2回のペースで販売するようなりました。
そして、遠方の知り合いが欲しいと言ってるから、
ショッピングサイトを作って欲しい、との要望を多くのお客様に頂いた事などから、今回のショップ開店となりました。

大林縫製は、もともとアパレルファッションの衣料を作る会社ですので、
布マスクの機能性は今後も上げて行きたいのですが、
私的には、マスクを付けた人の気持ちが少しでも上がるような、
おしゃれなアイテムになってくれる事を願って作っています。


長くなりました
スミマセン ^^;

では、今日はこのあたりで・・。

一針、一針に心を込めて。